右横書き

はじめに

pLaTeX2eで右横書きを実現したいという齋藤の要望に,iNOUE Koich!さんがお応え下さった物です.スタイルファイルはiNOUEさんが,VFは齋藤が,作成致しました.

右横書きは,2種類の方法で実現されています.1つ目はいったん通常の方向で組版した後,逆向きに文字(token)を並べていく方法,2つ目は一つ一つの文字の鏡像をとっ段落を作成した後,全体の鏡像をとる方法です.iNOUE Koich!さんによる説明もお読み下さい.

このパッケージの意図する右横書きは歴史上に現われた「右書き」を作成するため作られた物ではありません.わが国の横書きについては「横書き登場」(屋名池誠 著)が非常に参考になると思います.この本に句読点があるものが載っていましたが,グリフはそのままで空きが左側にありました.しかし,このパッケージでは,「句点・読点・鍵括弧・セミコロン」は鏡像をとったグリフにしてあります.

ダウンロード

右横書きパッケージのダウンロード (2003/4/5 v1.0)

マニュアルのダウンロード (2004/4/5 パッケージに含まれています)

変更履歴

齋藤修三郎

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